読み聞かせ無事終了☆「きみのかわりはどこにもいない」

イエスキリストの真理から学ぶ心の在り方

今日は、プリのクラスへ「読み聞かせ」に行って参りました。毎月一回、有志の父兄による本の読み聞かせがあります。職業柄、”普通に読まない”おやびん故、子供たちの期待感たるや(笑)、そんなこんなで、些かの緊張とプチ.プレッシャーの中、ホリスピ兄さん(聖霊)に最初から最後まで導いて頂けたので、朗読は楽しく出来、メッセージもしっかり伝えられ、時間もぴったりに終わる事が出来ました♪ハレルヤ〜感謝です♪

読んだのは、「きみのかわりはどこにもいない」(文:メロディー.カールソン　画:スティーブ.ビョークマン　訳:徳永大)この話は、イエス様が弟子たちに真理を説く際、いろんなたとえ話で話された中の一つ。100匹の羊と羊飼いのお話を題材にした絵本であります。

《マタイ18:12~14》「あなたがたはどう思いますか。もし、だれかが百匹の羊を持っていて、そのうちの一匹が迷い出たとしたら、その人は九十九匹を山に残して、迷った一匹を捜しに出かけないでしょうか。そして、もし、いたとなれば、まことに、あなたがたに告げます。その人は迷わなかった九十九匹の羊以上にこの一匹を喜ぶのです。そして、もし、いたとなれば、まことに、あなたがたに告げます。その人は迷わなかった九十九匹の羊以上にこの一匹を喜ぶのです。このように、この小さい者たちのひとりが滅びることは、天にいますあなたがたの父のみこころではありません。」

羊＝人間で、羊飼い＝神様の例え。今回は羊飼いを、おとうさん、おかあさんに置き換えても話しました。99匹が、言いつけを守り、元気に良い子で、立派に成長して行く事も勿論うれしい事なんだけど、それにも増して、迷い出てしまった子羊(悩んだり、すねたり、自棄っぱちになって、自分の元から飛び出してしまった子)が、やっとの思いで見つかり、自分の元に戻ってきてくれた事を喜ばしく思うというお話です。先日その話しをしたら、「なんで従順に良い子にしている子達が立派に成長するより、好き勝手やって何処か行っちゃってた、放蕩っ子が戻って来る事の方が嬉しいなんて納得行かない。」という意見を頂きました。

確かに、ここだけを切り取ると、そう感じてしまうかもしれません。でも私が思うに、99匹の羊たちも、かつては迷い出てた羊たちで、やはり羊飼いが探して見つけて来た子達だったのではないでしょうか。だからこそ羊飼いは、みーんなの名前は勿論、特徴もとてもよく知っているのです。それだけ、一匹一匹(一人一人)を大切に思い、愛しているという事を知って欲しいし、その愛を信じて欲しい。みんな愛しているからこそ、一人欠ける事を良しとはしないのだ。それ故、一人一人はとても高価で尊い存在なのであります。

《イザヤ43:4》「私の目にはあなたは高価で尊い。私はあなたを愛してる。」

神様がそうおっしゃって下さっているのだから、決して自分を低く見ないで欲しい。そして、辛い事があったら、この迷い出た子羊の様に、必死で声をあげ、助けを求めて欲しい。何でもおとうさん、おかあさん、そして先生に話して欲しい。それは決して弱い事じゃない。それはとても大胆で勇気ある事なのだから。自殺する児童が増えている昨今。自殺した子の生前の人柄を聞くと、親に心配かけまいと、努めて明るく振舞っていたとか、遠慮して言いたい事が言えない子だったとか言われます。そして、それを察知できなかったと悔やんでる親御さんのインタビューを聞くたびに思う。そんな良い子な振りしなくていい!強がらなくていい!泣いて叫んで辛いと訴えろ!そうすりゃ親はなんだって我が子のためにするよ!荒野でも谷底でも何処へでも行って助けるんだから!!

そして愛情の形は、子供の成長によって変化するものだという事も話しました。赤ん坊の頃は、全て手をかけたが、成長するにつれ、たとえ心配でも、子供が自立して行くためには、親は手を泣く泣くその手を離し、遠くから見守ったり、冒険させたり、叱り方だって変わっていくもの。でもそれは決して愛情が薄れた訳ではない。たとえ兄弟が何人いようとも、一人一人への愛の量は変わらない。6人いたとしたら、愛情が1/6になるのではなく、6倍になるんだと言う事も話しました。兎に角、親子の愛と信頼とコミニュケーションの大切さ、尊さ、自己評価は高価で尊い事を覚えて。そんな事を、この物語を通して伝えてみました。朗読中は、私も小ネタ挟んで笑いを獲ったり、元芸人の「性」全開でありましたが(笑)、メッセージは、ガチで真面目に、そして熱く語らせて頂きました。因みにツカミとシメは「美人女芸人S」でした(笑)。まさか、このタイミングに「読み聞かせ」する事になろうとは….4月には夢夢思っておりませなんだ(^0^;)。かしこ〜☆

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