過ぎ越し祭り「セデル」& CROSS CAFE「おばんざいミーティング!

過ぎ越し祭り(Wikipedia)

イスラエルの大きなお祭りの一つ「過ぎ越し祭り(ヘブライ語でペサハ פֶּסַח 　英語ではpass over。）」。エジプトで奴隷として苦しんでいたイスラエルの民が、モーセの導きでエジプトを脱出した事をお祝いし、その時の苦難を忘れぬようにと行うお祭りです。

モーセが、エジプト王(古代エジプト第19王朝のラムセス二世)に、イスラエルの民を解放するようにと訴えますが、王は全く耳を貸さない。そこで、神(ヤーウェイ)は、王が「さーせん💦解放しまーす💦」と、承諾するまで「十の災い」をエジプトに与えました。(王は、災いの度に「いいよ」って言うけど、また直ぐ「ダメ!」って言ったり💢「ええかげんにせい💢」なのですが、この災いは、エジプトが偶像の神々を礼拝した罪への報いでした。しかし、イスラエルの民は神に守られました。{※【】内が、その偶像の神たち}

1.水を血に変える(出エジプト8:20)【クナム、オシリス、ハピ、水の神(黄泉の国の神々)】　2.蛙を放つ(出エジプト8:2-4)【ヘクト(女神)、イシス(多産の女神)】3.ぶよを放つ(出エジプト8:16-17)【アカ】4.虻(あぶ)を放つ(出エジプト8:21)【ケプル、ベルゼデブ】5.疫病を流行らせる(出エジプト9:1-7)【エイビス(雄牛)、ハサ(雌牛)】6.腫れ物を生じさせる(出エジプト9-10)【ハイク、ソロス、魔術、癒し】7.雹を降らせる(出エジプト9:18)【空の神々】8.蝗(いなご)を放つ(出エジプト10:4-5)【収穫の神々】9.暗闇でエジプトを覆う(出エジプト10:22-23)【太陽神ラー】10.全ての長子を殺す出エジプト11:4-5)【オシリス(誕生、再生の神)】

この10番目の災いが「過ぎ越し」の名前の由来。この時、イスラエルの民に災いが及ばぬよう、主はイスラエル人の家々の鴨居と門柱に、子羊の血で印をつけ、外に出ないようにと告げ、その印がある家は、死の霊が”過ぎ越し”、守られたのです。「セデル」を行う度に、わたし達は、主に感謝し、主の御業の偉大さを後世へと語り継いで行こうと、毎年身が引き締まります✨💖✨　この特別な祝宴である「セデル」を行った28日は、朝からヒューヒューと凄い音を立てストームが巻き起こり、強風と豪雨の連続でした。今年2021年は特に、長い歴史が流れる間、溜まりに溜まった、空中の闇の覆いと、地中深くに浸透していた悪しき根を、主がとことん叩きのめし、払い退け、引っこ抜き、新しい日本(大和の国)へと解放して下さった! ! !　勝利して下さった! ! !  と感じました。それは、前日の準備の時から、言いようのない喜びに、霊と心と体が震えているのが分かったからです。今年は何か凄い変革の年になるのかもしれませんね✨　主に大いに期待致しまーす😍✨  さてさて「セデル」、エジプトでの奴隷時代の苦しみや、そこから解放された時の喜びを表した食べ物の数々✨　マルセ先生と英一先生が導き、見守られる中、その一つ一つを心と体で感じながら頂いて行きました✨💖✨　調達、調理下さった神の家族の皆様、感謝致します✨🕊✨

「セデル」の内容　(Wikipediaより)

マッツァー　種入れぬパン。エクソダスを記憶する。
ゼローア　焼いた羊肉。犠牲の羊を象徴する。
ベーツァー　ゆで卵。神殿崩壊の嘆きを表す。
カルパス　春の季節を象徴する緑の野菜。
マーロール　苦菜。エジプトで奴隷の境遇に落ちたユダヤ人が流した涙を表す。
ハローセト　果汁の練り物。奴隷となったユダヤ人が、エジプト王のために作った煉瓦を表す