母の召天式 – B.B Wonderland

天国へ凱旋・・・雲の証人に

『ご挨拶』
2019年8月6日。母　佐伯ツヤコ(翔乃流本部直伝-翔史鶴)89歳。この地上での召命を全うし、天国へと、凱旋帰国致しました。その表情は、実に穏やかで、笑みさえたたえた、潔い、凛とした、静かな旅立ちでした。最後まで、よく働き、よく食べ、よく笑って、この地上で動くための電池をギリギリまで綺麗に使い切り、「はい! これにて終了!」と、言った具合に、イエス様の御元に行きました。生前は、皆様にご親切に、暖かく接して頂き、本人に代わり、厚くお礼を申し上げます。

我が家に、「ヘブンズドロップス」という、南ななみさんという方が、様々な翻訳の聖書を何度も読み込み、神様から示された言葉で作られたとされる、日めくりがあるのですが、母が旅立った翌日、久々にランダムにめくってみました。すると、新訳聖書の第一コリント13章4~7節によせて、という事で、次の言葉が記されていました。「愛は、思いやる。愛は、自分のやり方を押し付けない。いつも最善を望む。」これを見た時、まさに、母を表した言葉だと感じました。

「く」(いくみはん)が、パワーポイントで、母の89年の歩みを編集してくれました。「く」ありがとう✨💖✨

私の夢や希望を、いつも理解してくれて、協力してくれて、何かあれば、いつも守り、助けてくれました。習い事で、母から押し付けられたものは何一つありません。そろばん、エレクトーン、学習塾、書道、クラシックバレエ、ジャズダンス等々、私が「やりたい!」と言えば、やらせてくれました。自分の都合や考えを押し付ける事なく、私の可能性に掛け、最善をいつも考えてくれる人でした。勿論、孫のプリ(仮名)にも同じです。私が「芸能界に入りたい!」と言って、無名塾や宝塚を受験した時も、とことん付き合ってくれて、壁にぶつかれば慰め、励ましてくれました。ですから、ホリプロに所属する事が決まった時、母が喜んでくれた事が一番嬉しかったです。「玲ちゃんの好きな、百恵ちゃんと同じ事務所に入れて良かったね。」と。

よく喧嘩もしましたが、お互い直ぐケロリと忘れ、美味しいもの食べて、笑ってお仕舞い。そんな母に甘え放題、やりたい放題の私は、母を振り回してばかりでした。クリスチャンになった時、何も相談してくれなかったと一瞬嘆きましたが、変な宗教に洗脳され、病気になって危うく命を落としかけた所から、救われ、クリスチャンになって、私がどんどん元気になっていく過程を見ていくうち、母もまたイエス様の愛に触れ、イエス様を受け入れ、クリスチャンになりました。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」この御言葉を宣言し、祈り続けた結果、成就した事を、主に感謝致しました。

そして遂に、30数年間ぶりに、この茅ヶ崎で再び同居する事が出来ました。8ヶ月と短い間ではありましたが、最後に沢山の楽しい思い出を作る事が出来ました事を神様に感謝致します。長年住み慣れた土地を離れ、たくさんのご友人、踊りのお仲間との別れは、高齢の母にとっては大変辛い所もあったかと思いますが、それでも前を向き、新しい土地で新しい友達、お気に入りの場所をドンドン開拓して行きました。裏表がなく、人懐っこくてお茶目でひょうきんな母は、何処に行っても愛され、人気者になりました。翔乃流ご宗家、お家元、ご師範の先生方、並びに、母の「史鶴会」お弟子の皆様、踊り手としての母をお支え下さり、誠にありがとうございました。短い間でしたが、デーサービスの「P.H.K(仮名)」・「Y(仮名)」の皆様、ケアマネージャーのKさん、K2さんには、大変お世話になりました。そして、小池先生はじめ、主イエスの恵み教会ファミリーの皆さんからも、沢山の愛を頂き、おかげで毎週の主日礼拝、様々なイベントを、神の家族に会える事を、いつも、とっても楽しみにしていました。感謝致します。

また、プロの踊り手としても、多くのお弟子を指導し、いつも万全なコンディションで、完璧な舞台を目指す母は、私にとって、素晴らしきエンターテイナーの先輩であり、憧れでした。

この地上で使っていた体を脱ぎ捨て、新しい体、死んでも生きる栄光の体をとなって、天国で今、イエス様の御前で踊っております。その姿は若返り、天使も母の要返す扇の風にはしゃぎながら、「ゴスペル日舞」を舞い、主に感謝と賛美をささげている。亡くなって直ぐ、そのような映像を見ました。先ほど、母の代わって、踊って下さった今井京子姉妹も、同じ映像を見たと言ってくれましたから「真実」だと確信しています。

いつか私も天国に行った時、また会えるのが楽しみです。イエス様と共にいて、雲の証人の一人となって、天から私達を見守り、執り成してくれている。暫く会えないのは寂しい所もありますが、それに勝る喜びを、主が与えて下さっています。ですから、私たち家族は、未来に向かって前進して参ります。

みなさまには、これからも変わらないご厚情をお願いいたしまして、召天式に、ご列席頂きました皆様、この記事をお読み下さいました皆様に、主からの豊かな恵みと、平安と、祝福が注がれます事を、主イエスキリストの、尊い御名前を通し、お祈りし、ご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。

(親族代表挨拶(喪主挨拶)より引用)

式は、主イエスの恵み教会にて。新会堂で初めて行う召天式でした。司式は、マルセ先生がして下さいました✨💖✨私の大好きな賛美曲「鹿のように」を、竪琴で弾き語っても下さいました✨💖✨先生、感謝致します✨✨✨ウッチーさんが、ピアノ演奏をして下さいました✨💖✨ありがとうございました✨✨✨ 孫プリが、ばーちゃんのため、「恵みは離れない」を、ギターで弾き語りってくれました。ばーちゃんメッチャ喜んでるよ✨💖✨

母が「湘南ゴスペルフェスティバル」で踊る予定だった、風間先生・マルセ先生デュオ、「主イエス我がいのち」を、京子ちゃんが、母の扇を手に、ゴスペルプレイズダンスにアレンジして踊ってくれました✨💖✨ありがとう京子ちゃん✨✨✨母の地上の千秋楽を、ライフワークス社様が取り仕切って下さいました。ありがとうございました✨💖✨バックステージを教会のメンバー全員が、最後の最後まで強力にサポートしてくれました。ありがとうございました✨💖✨

そして、お暑い中、式にご列席下さった、皆々様、本当に、本当に、ありがとうございました✨💖✨💖✨💖✨💖✨

今回、遠方や舞台の本番等で来られなかった、翔乃流ご宗家、お家元、ご師範の先生方、母の「史鶴会」の皆様、はじめ、多くの皆様からも、沢山のお心遣いを頂き、感謝致します✨💖✨💖✨💖✨

茅ヶ崎に来て、30数年ぶりの同居再開から、僅か8ヶ月。もっと一緒にいたかった。寂しい思いは当然あります。しかし、母はクリスチャンとして、天国に行き、イエス様と共に、新しい栄光の体となって、今も生きて、私たちのため、雲の証人と成り、執り成し祈ってくれています。そして、いつか必ず会える希望があります✨✨✨✨

あとどのくらい生きるのか? わかりません。だけど、ただ一つ言える事は、この地上での召命を全うするため、イエス様と共に、前進して行く✨✨✨

母のように、凛々と✨✨✨